中古物件探し。都会との違い

私の本業は「建築家」なのですが、

この移住支援の活動がこうじて、
現在は不動産仲介業も行っています。

 

何故そうなったのか。

 

理由は2つあります。

 

一つは、
「不動産業者が中古を積極的に扱ってくれない」
ということがありました。
(今はだいぶ状況が変わっていますが)

 

状態のいい中古は少なくて、
土地に比べ買ってからのクレームが多い。
面倒なので不動産屋は及び腰になります。

 

実際廻って不動産屋と会話された方は、
感じませんでしたか?

 

「売りたくないのかな?」って(笑)

 

都会の不動産屋と違って
決してしつこい営業はせずに
むしろ積極的に物件の欠点を話します。

 

ただ、建築家から見ると、
うまく手を入れれば蘇るなあという
中古も「面倒な物件」として
塩漬けにされている感じも
多いんです。

 

 

もう一つは、今の日本で
「古いものを活かす」
考えが大事だと思ったからです。

しかも山梨は空き家率が全国でNo1。

(別荘があるせいもありますが)

 

中古物件のリフォームって難しくて、
結構価格がブラックボックス。
いい業者に巡り合えないと、
適正な価格で、効果的なリフォームができない
可能性があります。

 

 
でも、だからこそ建築家が
介在する価値がある。

 

建て主側の立場にたって交渉できる
建築のプロがいることで、
この先何十年の安心を買うことが
できると思います。

  
私でなくても構いません。
ぜひ中古を検討される際は、
間に信頼できる建築家を入れることを
検討してみて下さい。

 

※仲介業も行っていますが、私どもが扱っている不動産物件でなくても、内見同行など可能ですので、お声がけください。地元の不動産業者とも連携しながら動いています。