インスペクションが“効く”時代へ
最近、土地の出物が減っていますが、
一方で、中古物件が結構出始めました。
ちょうど、団塊の世代が物件を手放し始めたのです。
昭和60年前後の築30年ぐらいの物件が多いですね。
で、この時期の物件って、
一般の人にとっては
見極めが難しいです。
1981年(昭和56年)が新耐震基準に
切り替わったタイミングで、
建築の大きな変わり目です。
構造は今に近くなっているけど、
断熱は古い。
とはいえ、まだ古い構造のものも混ざっている時期です。
それ以前の物件は、実際に見ても、
「正直じっくり見立てる必要がないなあ」
というものが多かったですが、
この時期のものはインスペクションで明暗が分かれます。
ハウスインスペクションというのは、
不具合の有無を住宅のプロが見極める
ことを言います。
耐震をクリアしていたら、
あとは断熱を足せば、
かなり快適になります。
大きな買い物ですし、
ぜひ面倒がらずに、
インスペクションすることを
お勧めします。
一級建築士としてインスペクションの
ご相談も受けていますし、
インスペクション前の物件チェックも無料で行っています。
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