イエローゾーンって?

八ヶ岳の土地を調べていると、

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)

という表記があるものがあります。

>>北杜市のハザードマップ

  
  
単純に、
イエローゾーンだから絶対ダメ
他の場所だから安全

なのではなく、

地形を調べて
自分で考えることが大事

ですし、

一緒に土地探しをするときは必ず
そのようなアドバイスをしています。

 

イエローゾーンは、
近くの川が氾濫したかどうか
を根拠に指定されています。

しかし、実際には土砂崩れは
傾斜が急な山で起きています。
(あるいは、大阪や九州など地盤が
土と砂が中心だと緩勾配でも滑ります)

 

    
一方八ヶ岳は石だらけ。
川のすぐ近く以外は滑りにくそうです。

 

しかも、八ヶ岳の川は
支流の小さな川です。

石が流れるような土石流は、
そこそこの川の水量でないと起きないと
私は思っています。

 

  
例えば、女取川(めとりがわ)は、
湧水が溢れる水。
しかも、北杜市が水道に使って
水を取っているので
水量が結構少ないと思います。

  
一方、土竜(どろう)の滝で有名な川俣川。
この川は権現岳から来ていて長いので
危ないかもしれません。
石が流れる威力になる可能性があります。

 

  
甲斐小泉の駅の近くは、
高川のすぐ近くなので危ないと思われます。

あと、南アルプスの方の川は注意が必要。
武川町や白州町の一部のエリアも
北岳、甲斐駒ヶ岳の水が大武川に入るので、
石が流れる勢いがあります。

   
増富町の瑞垣山から来る塩川も
水量がありますね。

 

住むエリアのイメージをつけたい方、
今検討している土地が大丈夫なのか
気になる方は、
遠慮なくお問い合わせください。

  
ずっと住まないにしても、
土地は一生ものの資産です。
災害にも強く、
安心して住める場所選びを
お手伝いいたします。

 

 

★★八ヶ岳の土地探しノウハウ記事★★     
  
その1.八ヶ岳では「風」を読め
その2.八ヶ岳の土地=高低差を生かす
その3.八ヶ岳の土地。程よい広さとは?
その4.八ヶ岳の不動産の盲点〜湿気!
その5.イエローゾーンって?
その6.森の見立て方
その7.「山が綺麗に見える場所がいい」に注意
その8.都会とは違う。土地の目利きポイント

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