ZEB化やZEH化、お手伝いします
一般社団法人ゼロエミやまなしで
エネルギー問題を扱ううちに、
建築家として自分が
今後注力すべきことも
はっきりと見えて来ました。
それは、
ZEH化とZEB化です。
ZEH = Net Zero Energy House
ZEB = Net Zero Energy Building
それぞれ、省エネと創エネによって、
建物で消費する年間の一次エネルギーの
収支ゼロを目指した建物のことです。
というのも、
山梨は空き家率がNo1なのに加え、
空き公共施設がたくさんあるんです。
例えば、北杜市は8つの町村が
合併してできましたが、
その体育館が余っています。
(使用率が低いんですよね)
こういう建物を集約して
ZEB化していく。
こちらは私が設計したクラインガルデンの管理棟です。クラインガルデンとは都市農民のドイツ語で、都会に住みながら近郊の農地を利用する施設です。個人の住宅だけでなく、公共施設や保育・福祉施設などの依頼も多いので、今後ますますZEB化を意識して行きたいところです。
集合オフィスにするなど
有効に再利用するためには、
寒さ対策が必要です。
断熱性能を上げ、
地域のバイオマスエネルギーで温める。
幸い夏も比較的涼しいので
冷房も強く入れる必要はありません。
こういった施設の場合は、
自家消費型の太陽光発電が
むいています。
給電と売電もやろうとすると
仕組みが複雑になりますが、
自家消費ならシンプルです。
余っても東電は買ってくれませんが、
暑い時間などにエアコンの電気を使えて
ちょうど良いのです。
ZEBもZEHも技術的な計算が重要なので、
設計事務所として
特化していこうと思っています。
気になる古い物件があるんだけど・・・
という方は、ZEB化、ZEH化の相談を
承ります。
補助金なども出ますし、
何より断熱性能を上げることで
得られる快適性が全然違う、
と私は考えています。