脱・放射能移住者が増えて、市民活動も活発に。
脱・放射能移住者が増えて、市民活動も活発に。
311以降、山梨に移住したい理由として、
「関東の中で放射能汚染が少ないから」
という声が上がるようになってきました。
いずれも小さなお子さんをお持ちの方です。
そういった移住者や、放射能を心配する住民たちで作られた
「いのち・むすびば」という市民ネットワークがあります。
震災をきっかけに繋がった人々が、
【茶話会・学習会】【保養・移住】【汚染防止・食品】の
3つのグループを作ってゆるやかに繋がりながら活動しています。
では、実際に山梨の放射能汚染の数値はどうなのでしょうか?
「いのち・むすびば」が中心となって市民が調べた山梨版・放射能汚染マップがあります。
これはかなり貴重なデータだと思います。
やはり山に囲まれた甲府盆地は天然の要塞。
周囲に比べかなり低くなっています!
また、北杜市には「子どもの未来を考える会・北杜(通称チャイルドほくと)」
という市民団体もあります。
こちらも、給食食材の放射能汚染を心配する保護者が集まって、2012年に立ち上がりました。
放射能の問題に限らず、地産地消、食育など、子どもたちの明るい未来のために“食”や“暮らし”について広くとり組んでいます。
移住者がきっかけとなり、山梨全体に市民活動が広がっている感じがあります。
特に北杜市は、食や環境の安全に意識が高い人が多いですね。
「知り合いが一人もいないけど、移住して大丈夫かな?」という方も、こういったグループの存在は心強いと思います。
茶話会的なイベントもやっているようですので、気軽に接点が持てそうですよ。