移住者の声〜2拠点居住のアーリーリタイヤご夫妻

 

移住者の声〜2拠点居住のアーリーリタイヤご夫妻

 

甲斐田舎暮らしネットワークがお手伝いして移住された方に、移住後の感想をうかがいました。実際にどんな暮らしなのか?経験者の話がいちばん参考になると思います。ざっとご紹介しますね。

今回は、北杜市の下黒澤に移住され、「ろくぶんぎ」というパン屋を営まれているご夫妻です。アーリーリタイヤされ、東京と2拠点居住の形でスタートされています。
とても季節感のある、豊かで楽しい時間を過ごされていることが伝わってきます。
(僕もうらやましいぐらい・・・)

 

 


 
 


 
 


 

◆気候は?夏は暑い?冬は寒い?
下黒澤という標高600mぐらいの所に住んでいますが、夏はほぼクーラーはいりません。
冬は、断熱と機密性に富んだ家の中は、薪ストーブの暖房で、ほぼ室温が20℃に保たれています。

◆地元には馴染めた?
当初は馴染めるかわからなかったので、東京のマンションも残した2地域居住での移住に。
夫婦共稼ぎで30年余りを過ごしてきましたが、人に縛られることなく、自分で時間の管理ができることがしたいと、妻は移住1ヶ月でパン屋を開店しました。

これが思いの他、うまい舞台装置の役割を果たしました。地元の人とのつながりが、お客様がやってくる形で、自然とできます。

店は県道より一筋入った、南アルプスが一望できる、畑や田に囲まれたところにあります。近くのお子様が初めてのお使いにやってきたり、高齢になって車でお買い物に行けない方が、孫へのお買い物にいらっしゃいます。

よもやま話をしたり、午後の空いた時間には妻との井戸端会議に30分から1時間程度いらっしゃることもあります。そして、お客様が旬のものをしょってやって来られることもあります。春にはフキノトウやタケノコ、夏にはキュウリやトマト、秋には栗や田螺がやって来ました。

◆オススメの楽しみ方は?
山が好きな私たちは、春と秋の季節が良い休日は、車で1時間程度で行ける標高2000m位までの山に登ります。飯盛山、茅ヶ岳、金ヶ岳、入笠山、精進ヶ岳などなど。夏は清泉寮の周りの何本もある自然道をトレッキングしたり、諏訪湖の周りの古い街並みを訪れてみたり。

冬は、スノーシューや室内プールに行ってみたり、温泉に入ったりです。(市営の温泉が5、6か所にあり、市民は310円で入れます) 普段は家庭菜園を作っており、今6月に植えてあるのは、ナス、トマト、スイカ、カボチャ、ズッキーニなど。ズッキーニが間もなく収穫を迎えるところです。

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山梨での暮らしを楽しんでいただけているようで、僕としても嬉しい限りです^^。