土地選びと雪
土地選びと雪
大雪の爪痕が残る山梨ですが、空気もゆるみはじめ、
春の気配を感じられるようになってきました。
今回の雪害で改めて感じたのは、接道や利便性を意識した土地選びが大切ということ。
森の中の奥まった土地などは、公道まで数キロということもあり、孤立状態が長引きました。
もちろん、山梨は豪雪地帯どころか雪国ですらなく(そういうイメージもあるようですが)こんなのは、100年であるかないかの“災害”です。
たまに雪が降っても、八ヶ岳南麓は南斜面ですぐ溶けますし、「そこまで考えなくても・・・」という考え方もあるでしょう。
ただ、僕個人としては、
接道の条件もよく、公道から離れていない土地
ある程度利便性がよく暮らしやすい土地
周囲に人がいて助け合える土地
をオススメしたいところです。
馴れない田舎暮らしを楽しむには、そのぐらいの案配でスタートするのが良いと思うのです。
それでいて、眺望や田舎暮らしの気持ち良さが味わえるところ・・・となると、
大体エリアが限られて来ちゃうんですよね。
不動産を探されるときに、土地勘がないと「とりあえず気になった土地&紹介された土地を巡る」という形になりやすいと思います。
すると、そのときそのエリアに売地がなければ、そこと縁がないまま終わってしまいます。
これってちょっともったいないですよね。
なので、“土地”ありきでのご案内ではなく、“いろんなエリアを一緒に巡ってみる”という方法もオススメしています。これだと、気に入ったエリアをマークしておいて、出物があったときに動く、あるいは、ネットには出てないけど実は隠れた売り地がないか、地元の不動産屋さんに掛け合うことができます。
少し遠回りに思えるかもしれませんが、実はこちらのほうが、
ビビっと来る場所と出会う近道かもしれません。