ペレットストーブか、薪ストーブか
ペレットストーブか、薪ストーブか
冬本番。今年の冬はなかなか厳しいです。
冬の田舎暮らしと言えば、気になるのは暖房機器です。
「ペレットストーブと薪ストーブ、どちらが良いですか?」
そんな相談を受けることも少なくありません。
ペレットは間伐材を使っている点で環境に優しいイメージもあり、
初期導入費も薪ストーブに比べるとかなり安いです。
煙突工事も大掛かりになりません。
ペレットは購入できるので、薪に比べると気楽に感じられます。
でも、実際に使用した人の意見を踏まえ、私は薪ストーブをオススメしています。
(あくまでも現時点での私個人の意見ですが、参考になれば・・・)
<薪ストーブと比較したペレットストーブの特徴>
・電気を使ってファンを回すため、音が結構する。存在感としてはファンヒーターに近い。
・チロチロ燃える炎を楽しんだり、木がはぜる音などのお楽しみがない。
・実はほとんどのものが電気を使う。(使わないものは火力が弱い)
・薪ストーブに比べると温かくない。
・薪はルートさえ見つければ、田舎ではタダorかなり安く入手が可能だが、ペレットは買うしか選択肢がない。
とはいえ、補助金を出す自治体も増えてきましたし、ペレットの動きは今後も注目です。
いずれも、化石燃料ではないバイオマスです。せっかくの田舎暮らしですから、エネルギーもなるべく自然なものを使えたら嬉しいですよね。
かつて日本の里山では、森を間伐して手を入れながら、暮らしていました。
その間伐材が薪となり、その灰は畑の肥料となり、循環する。
身近なところから、自然と共生する暮らしを少しずつ実践できたらいいなあと思います。