八ヶ岳の土地=高低差を生かす
八ヶ岳で不動産を探すときには、
都会とは違った
見立てのポイント
がいろいろあります。
土地を売る不動産屋は、
建築のプロではないため、
✔︎その後建てる家のコスト
✔︎住み心地
まで配慮してくれるとは限りません。
その一つが、敷地の高低差です。
分譲地や山の下の方は平坦な場所もありますが、
人気の標高1000mあたりは、
高低差がないところはほとんどないです。
(だって山ですからw)
ほとんど差がないように見えるところでも、
敷地内で50cm〜100cmは違います。
その分基礎を高くする必要があり、
そうすると建築コストが高くなります。
たまにハウスメーカーの物件などで、
基礎を高くしない方法として
高い側の土地を削った物件を見ますが、
「ああ、やってしまったな…」と
悲しくなります。
これをやってしまうと、
雨が降ると削ったところに
水が溜まってしまうんです。
土地に合わせていろんなやり方がありますが、
例えば過去に手がけた例ですと
あえて高低差が大きい土地を選んで
土地のコストを抑え、
その分基礎代にあてました。
▲これは事務所として手がけた別の物件ですが、傾斜地を生かすとこういう風景が楽しめます!
傾斜地の個性を生かし、
玄関を入ると、1Fなのに
空が広々と見えるリビングや居室。
その下のコンクリートの半地下的なスペースは
食糧庫、ワインセラー、書斎、
防音の音楽室など…
斜面地は、高低差を生かした設計にすれば、
できることが広がるのです。
八ヶ岳は癖がある土地がほとんどですので、
オーダーメイドで建てる
メリットが出やすいとも言えます。
いい土地が見つからない…という方は、
探すときの視点を広げると
変わるかもしれません。
そんなご相談にも乗っています。
★★八ヶ岳の土地探しノウハウ記事★★
その1.八ヶ岳では「風」を読め
その2.八ヶ岳の土地=高低差を生かす
その3.八ヶ岳の土地。程よい広さとは?
その4.八ヶ岳の不動産の盲点〜湿気!
その5.イエローゾーンって?
その6.森の見立て方
その7.「山が綺麗に見える場所がいい」に注意
その8.都会とは違う。土地の目利きポイント
送りたい暮らしのイメージから逆算し、他の不動産会社とも連携しながら一緒に探していくのが私たちのスタイルです。(八ヶ岳では、少しクセのある土地を割安で購入するのもおススメです)こちらに出ていない物件の紹介や同伴も可能です。お気軽にご相談ください。