中古ログハウスの断熱改修
何度かこちらで
「中古ログハウスはお勧めしない」
という話を書いてきたのですが、
「わかってたけど、買っちゃいまして…」
というご相談をちらほら受けます。
気持ちはよくわかります。
中古物件不足の八ヶ岳ですが、
中古はログハウスも多いんですよね。
古いログハウスを快適にするための
改修のお手伝いもしていますので、
ご相談ください。
(でもできれば買ってしまう前に(笑)!)
(一見ログハウス風ですが、薄めのログを外壁として使っていて、壁に断熱材も入っているものもあります。)
ログハウスの悩ましいところは、
壁の断熱改修が難しいところなんです。
なので、屋根や床下を徹底的に断熱します。
例えば最近お手伝いした
築25年の中古ログは、
棟の一番高いところが
結露で黒くなっていました。
そこで、屋根の上にスタイロフォームを入れて、
二重屋根にしたり、湿気対策をしたり。
家庭用の除湿機の排水口を壁につけ、
外に排水できるようにしたこともあります。
ログハウスに関わらず、
湿気がこもっている物件は、
湿気対策をするとぐんと快適になります。
床下に水が溜まっていた物件は、
排水&砕石を入れて、
土台を補強して、排水層を作りました。
そこを断熱し、床下にFF式ストーブを導入。
湿度がなくなり、一気に快適になりました。
屋根や床下を解決すると、
今度は窓に結露が生じたりしますが、
それをどう対応するか?など含め、
一軒ずつ違う中古物件の個性に対応しています。
快適な住まいあっての、
快適な田舎暮らしです。
「もう買ってしまった」という場合も、
遠慮なくご相談ください。
ご予算に合わせ、できる限りの打ち手を
考えさせていただいています。