エネルギーの地産地消で60億円?
ゼロエミ山梨の活動の中に、
「エネルギーを地産地消する」
というものがあります。
例えば北杜市だけで見ても、
ガソリンや電気、暖房などの
エネルギー分だけで
約60億円
のお金が動いているんです。
ガソリンや灯油、東電の電気だと、
そのお金は市外に
出て行ってしまいます。
これが地域電力会社が生まれ、
ソーラーパネルや
小型水力発電で自給した電気、
地元の薪などを使ったバイオマス
に切り替わったらどうなるでしょう?
その分のお金が地域で回ります。
幸いなことに、すでに北杜市は
かなりの発電量があります。
オリエンタルランドの
ビニールハウスなど
住宅以外の需要もあります。
北海道でも同じような実証実験を
やっているTIS(株)と一緒に
プロジェクトを進めていますが、
「北杜市は面白い」
と言ってくれています。
需要もあるし、
繋ぐだけだから、と。
再生可能エネルギー100%と言えれば
ESG投資的な価値も上がる
ので、企業からの注目度も上がるでしょう。
グローバル化が進むほど
富の偏在は進むと言われています。
大企業と大都市ばかりが潤う構造です。
その中で「豊かな地方」を作るためにも、
エネルギー自給は鍵を握っていると
思います。