標高が高い場所の盲点

桃の花が咲いてすっかり春の風景なのに、
今朝はまた最低気温が2℃。
 
こうやって振子のように揺れながら
八ヶ岳の四季が巡っていきます。

 

夏の涼しさが魅力の八ヶ岳ですが、
年々暑さが増していることもあり、

 
「より標高が高い方が良いのでは?」

 
と考える方もいるようです。

 

確かに以前に比べ、温暖化の影響か、
じりじりと暑さは増しています。

 

 
そこで、南麓ではなく
北麓(1600mぐらい)を
検討される方もいらっしゃいます。

もちろん、北麓は涼しいです。

(標高が100m上がると気温は0.6℃下がると
言われています)

 

南麓と違い雪もありますが、
「雪も寒さも好き」という方も
いらっしゃるでしょう。

 

が、ご存知の方も多いかもしれませんが、
標高が高いと

 

「気圧が低い」

 

という特徴もあるのです。

 

標高1,500mだと、海沿いの85%程度の
気圧になる計算です。

 

空気が薄いと自覚することはないようですが、

 

走った時に息切れがする
疲れやすい
お酒が回りやすい

 

 
といったことが、人によってはあるようです。
(ちなみに、1500mでは沸点も
 100℃でなく95℃です)

 
気圧の変化に敏感な方は
何か感じるものがあるかもしれませんね。

 

実際に暮らしてみないとわからないこと、
自分たちの視野だと抜け落ちてしまうこと、
いろいろあります。

 
良い季節なので、旅行がてらこちらのオフィスに
相談にいらっしゃる方も多い時期です。

 

当日突然は対応できないことが多いので、
前もってご予約いただけると助かります!