物件チェックで忘れてはいけない視点

 

物件チェックで忘れてはいけない視点

八ヶ岳に夏到来です。
避暑を兼ねて、物件探しにいらっしゃる方も増える季節です。

私の本業は建築家で、依頼されれば物件の同伴にも無料でご協力しています。
そんな手間のかかること(笑)をなぜやっているのか?

 


 

それは、せっかく山梨で田舎暮らしを楽しみたいと思って来た人が、
物件選びに失敗して、暮らし自体にケチがついてしまうのが悲しいからです。
高額な買い物ですし、リフォーム代が高くついたりすると、人生設計そのものが狂います。

そして、そういう残念なケースをたくさん見てしまったからです。

おそらく都会に比べて良心的な不動産屋さんも多いと思います。
人口が少ない分、つきあいを大切にし、物件の難点なども丁寧に説明してくれるケースもあります。
が、知識不足により、悪気なく難点に気づいてないケースも多いです。
また、購入後の光熱費、先々のメンテナンスなど、
ランニングコストを含めた収支までは考えてくれません。
(うまくやらないと、東京などの暖房費とは比べものにならなくなります)

 リフォームのしやすさとコスト(特に水回りの見積りは知識の差が出ます)
✔ 立地。寒さは標高だけで決まらない。風を読む
✔ 近所づきあいの濃淡
✔ 寒さ対策 × 光熱費の最適化
✔ 初期投資額 × 維持費&ランニングコストの最適化
✔ 土地の湿気の目利き(実はとても重要ポイントです)

予定が合わないこともあるかもしれませんが、
遠慮せずにまずお問合せ下さい。

そうでなくても、上記のことを留意して不動産屋さんに質問するようにしてください。
けむたがられても、粘って聞いてみて下さいね。