「水道なし」物件の魅力と落とし穴
「水道なし」物件の魅力と落とし穴
都市の土地と違い、田舎の土地を探していると、面白い「地目」の物件を目にしませんか?
地目が宅地ではなく、原野だったり山林だったり。
価格は割安で魅力的。あれ?でもよーく見ると、水道が引き込まれていなかったりします。
ここで、候補から外してしまう方もいらっしゃいますし、「水道を自前で引き込んでも差額を考えるとお得かも?」と考える方がいらっしゃるでしょう。
ここで、「水道の引き込みの値段がいくらか?」ということが問題になってきます。
不動産屋さんに「いくらぐらいかかりますか?」と聞いても、「ちょっと、わからないですねえ。大体◎◎万ぐらいじゃないですかねえ。でもそこは、入れてみないとわかりませんねえ」と言われるケースが多いでしょう。
内心「あー、これは大体このぐらいかかっちゃうな…」とわかっていても、本当のことを言わないケースもあるはずです。
引き込みは建築業者が行います。たとえば、道路のところまで水道が来ていたとして、道路の手前だと100万円。向こうだと150万円。国道をまたいでいてアスファルトの工事が入ってしまうと大体80万円…などなど。
条件によってずいぶん価格が変わってきます。そして、見る人が見ればいくらかかるかわかります。
本当にお得なケースもあれば、そうでないケースもあるでしょう。
買ってしまってからでは間に合いませんので、できれば購入する前、候補にあがった時点で声をかけていただければ、適切なアドバイスを差し上げることができます。
土地によっては、井戸のほうがお得なケースもあるでしょう。
これもまた土地の見立てや見積もりにノウハウがありますので、また追々アップしますね。